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気軽に楽しむお茶文化から
高山と言う町ならではの
おもてなしの心を

HIDABITO 015
野畑茶舗
野畑 和久氏

取材
社名:
野畑茶舗
住所:
岐阜県高山市大新町 1-80
電話:
0577-32-0820

「実は自分がお稽古をするために、作ってもらった茶室なんですね。それまでお稽古は外でしていたので、もっと効率よくしたくって。でも作ったら作ったで母の友人たちから使わせてほしい、という意見が出まして。それならということで、色んな方に使ってもらっているんです」

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慣れない正座でお点前を拝見しながら話を聴いていると、すぐに足が痺れてきた。少しずつ重心を移動させながら、さて次に何を尋ねようか思案していると、すぐに野畑さんが声をかけてくれた。

「あ、どうぞ足を崩してください。茶道を嗜んでいる身がこう言ってしまったらダメかもしれませんが、堅苦しい必要はないと思っていまして。知り合いのお家にお呼ばれして、お茶とお菓子をいただくような気持ちで楽しみ、くつろいでもらいたいんです。そこで興味を持っていただいた方には、ぜひお茶の道に入ってもらいたいですね」

小さな頃にお茶に感じた堅苦しさを嫌い、まず間口を開いているのだと語ってくれた野畑さん。どこか高尚でとっつきにくいイメージのあるお茶の門戸を広げようと尽力しているのは、もちろんお茶の世界を知ってほしいからに他ならない。高山青年会議所の理事長を務めてきたのも、地元の町づくりを通して、お茶の魅力をどう届けるべきか考えられるよい機会だったという。

「今年で40歳になるということで、青年会議所は離れ、もう少し自分とお茶にかける時間を増やしていきたいんです。お弟子さんもちゃんととって、実感をもって文化を継承していきたいですね」

お茶の1番の魅力は所作と、おもてなしの心だと語る野畑さん。町全体が観光客を広くもてなす場所である高山が持っているのは、野畑さんの提唱する門戸を開いたお茶の心なのかもしれない。

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取材
社名:
野畑茶舗
住所:
岐阜県高山市大新町 1-80
電話:
0577-32-0820